その名は、「破滅」を意味するもの。(前編)

 
 
俺がその通告を知ったのは、昨晩のことだった。
いつものように日記を書き、他の方達のサイトを巡回する。
そして、俺はふとあるバトンを渡されたことに気付いた。
ネットでよく言われるバトンとは「複数の質問に答え、次の人を指名して渡す。それを繰り返す」というもの。(大体の概要です。細部で違いはあると思われます)
俺は歓喜した。
俺にバトンを回してくれた人、このバトンを作った人、バトンを回してくれた皆さん、父上、母上、キリスト様、神様……。
とまぁ、世々限りない人々に感謝の意を表した後、俺は翌日、早速バトンを書こうと思っていたわけですよ。
そして、俺は――

……やばい。
…………これ、やばすぎる。

――俺は気付いた。それの恐ろしさに。
そのバトン、俺が渡されたものは、形式においては何の変哲もなく。
五つの質問に答え、五人を指名して次に回せ、という至ってシンプルなものだ。
だが、その「五つの質問に答える」というのが、このバトン最大の難関であった。
何がやばいかというと、この質問に答える際、へたをすれば、
俺の現在の人間関係を崩壊させかねない
事態が進めば、最悪の場合、俺の自殺さえ起こり得るものなのであった。
これは大変重要な問題である。ひょっとしたら、これから先の俺の人生を左右する問題である。由々しき事態である。修羅場である。アキレスの踵である。(?)
今更ながら、このブログをリアルの友人達に教えたことを後悔した。悔やんだよ、ええ!
俺は後悔した。
俺にバトンを回してくれた人、このバトンを作った人、バトンを回してくれた皆s(ry
とまぁ、「貴様はアメリカの敵だ」って名指しで言われそうなくらい世々限りなく、怨恨の意を表した後、俺は今、PCの前にいる。
……俺は未だに迷っていた。
バトンをここで答えずに止めるべきか、答えて回すべきか……。
……とりあえず。今、バトンのその名を公言しよう。
 
 
 
破滅を呼ぶその名は、
 
 
 
(;゚Д゚)
 
 
 
 
 
――誰もが恐るるその名は、
 
 
 
 
 
(((((;;゚Д゚)))))
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その名は、「萌えバトン」。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
――破滅を乗せ、物語は明日、遂に最終局面へ!
 
どーせ、書いちゃうんだろうな。(こら